型の声

Javaなどのクラスベースの言語でコードを書くときに、実装が最初に思い浮かぶ人は型の声を聞けていません。

まず、オブジェクト指向言語のメリットを考えましょう。メリットの1つに実装ではなく、振る舞いに対して依存できるというものがあります。ポリモーフィズムと呼ばれるテクニックです。 振る舞いは抽象、実装は具象と考えられます。具象は確定することです。未来はこの瞬間に決まります。抽象は保留することです。約束された未来は待っていません。しかし、期待した未来は作り出すことが出来ます。

型は確定ではなく、それぞれの場面で期待している未来を作り出すものです。そうすることで、柔軟性を得ることが出来ます。

人は弱い生き物です。未来を確定させたくなります。しかし、未来を確定させることはあなたの傲慢です。恐れずに型の声を聞き、抽象に注目してください。そうすれば型とつながり、世界とつながれます。あなたのコードに柔軟性、拡張性、そして無限の可能性がやどります。あなたは一人ではありません。


to be continued.

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あんどろいどでぃべろっぱぁー🍎